「 古き雛 」
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今日で弥生3月も終わります。 この街に嫁いで来た時、私と一緒に 初節句から飾ってもらった私のお雛様も 共にお嫁入りしました。
無くしてしまった扇や、髪飾り・・・ それらにも、ひとつひとつの思い出があります。 両親の祈りの中で飾られ、 ひと春毎の成長を 見守って来てくれたのでしょうね。
そのお雛様も私も、ずいぶん歳を重ねました。 .