始まりの数字・・・2016・1・1

1
始まりの数

最小の数は未来を抱いて
万物の誕生よりも先に存在していたの
かも知れない

無限大の
宇宙を詰めた
この人間さえも
一人と数え

無限大の時が
流れ行く
この時空さえも
一秒とする

すべてを総括する
始まりは
最も控え目ながら
最も偉大な夢の塊なのだ


あけましておめでとうございます。
本年も、何卒宜しくお願い申しあげます。  絽々


2016年 1月 01日掲載
Home » みどりうさぎの子守詩 (片井 絽々) » 始まりの数字・・・2016・1・1 (現在のページ)