みどりうさぎの子守詩 (片井 絽々)

150606h
「生き方」


3万日の人生を
23億回の鼓動で生きる
80旅の四季巡りを
乗算で生きるか?
除算で生きるのか?

天命とやらは
受け入れるとも
携えた心は体の内
自らの生き方は
自ら撰んで良いのだろう


2015年 6月 11日 掲載

150607
「砂時計」


未来から過去へと流れ
時はいつも途中
そのくびれた今を
抗いながら生きてみる

止まることはできないけど
急ぐこともできないから
ただ ひたすら正確に
一粒ごとの過去を積もらせる

幸せも悲しみも
すべて心を通り過ぎ
積もり積もらせ
未来から過去へ砂時計


2015年 6月 07日 掲載

150604
「命の時」

指をひと弾きする間に
65の刹那がある
この飛沫の一瞬から
どれ程の奇跡が
始まるのだろうか?
この身体を流れ
この星を巡り
再び宇宙を飛び交う


2015年 6月 04日 掲載

150426 (3)
「 今だけの花 」

  今しか咲かない
  夢がある

  今しか出逢えない
  人がいる

  今しか存在しない
  時がある


2015年 5月 30日 掲載

15521

「 願い 」

月は落ちて
   山々が眠る
陽が登りては
   揺り起こす

近くに在りて遠き人
遠くに在りても近き人

同じ月よ
   同じ陽よ
空を亘れ
変わりなき日々を願いて


2015年 5月 22日 掲載

15516

「 今 」

今しか咲かない
夢がある

今しか出逢えない
人がいる

今しか存在しない
時がある


2015年 5月 16日 掲載

2015512

「雨の日」

淋しくさせているのは
誰ですか?

気付いてくれないのは
誰ですか?
 
泣かせてしまったのは
誰ですか?


2015年 5月 12日 掲載

4253

幸せの花 
       優しいから
       辛いのですね。
       そう
       優しいから
       辛いのです。

       幸せだから
       悲しいのですね。
       そう
       幸せだから
       悲しいのです。

       生きているから
       苦しいのですね。
       そう
       生きているから
       苦しいのです。


2015年 4月 25日 掲載

130408 (5)

花音

 静かなる心に
 花ひとひら
 香りゆく音
 聞こゆ

   この景色が
   刹那ならんことを
   祈りおり


2015年 3月 24日 掲載

15216
「 肯定 」

時に
早すぎることは無く
時が
遅すぎることも無い
今だからこそ
良かったのだから

想いに
近すぎることは無く
思いが
遠すぎることも無い
心は人と人との
真ん中にあるのだから


2015年 2月 16日 掲載

15210
  「雪の月」
 

雪の大地に月の光が弾む
チリチリと眩しく輝くのは
この大地か?
その雪か?
あの月か?

いいえ
おのずと輝けるモノなど無いのです。
最上級のモノとて同じでしょう。


 

2015年 2月 10日 掲載

1515

「 冬の色 」

冬色 僅かに白く
時は揺れ惑い
音なく赤い花を零す

移りゆく光陰を
手繰り寄せるように
ふと立ち止まる


2015年 1月 15日 掲載

15113

「 息 」

 自らの心と書いて
 息と言う
 その息で生きて
 その息で語り
 自らの命と脳を操る
 全ての命と心を紡ぐ


2015年 1月 13日 掲載

1230

「新たなる」

除夜の鐘の音は
魂にまで届くという

淀む思いを許して
天空へ吐き出す

清らかなるもの達を
迎え入れる為に


今年も一年間、拙い詩にお付き合い頂きまして
ありがとうございました。
心より感謝を申し上げます。
どうぞ、良いお年をお迎えください。
また、新しい春も宜しくお願い申し上げます。  絽々


2014年 12月 30日 掲載

1225
Our Father, who art in heaven,
hallowed be thy name;
thy kingdom come;
thy will be done,
in earth as it is in heaven.
Give us this day our daily bread.
And forgive us our trespasses,
as we forgive them
that trespass against us.
And lead us not into temptation;
but deliver us from evil.
For thine is the kingdom,
the power, and the glory,
for ever and ever.

Amen.

2014年 12月 25日 掲載

1218

「 四季めぐり 」

白い雪が舞うと思い出します。
二度と会えないはずの人と
季節の中で出逢うのですね。

誰もがいつか季節の流れに
そっと溶けて四季を巡るのですね。
あなたは母さんと逢えましたか?

過ぎた景色の中の心模様
多くを語らず 春を待つ
あなたは愛した人の傍にいますか?


2014年 12月 18日 掲載

141129
「七十二候」



繊細な風景に抱かれながら
その微々たる移りを
風の色で知る
四季色の鉛筆で線を引き
二十四節季色の水で溶かし
七十二候色の顔料を挿す
人の心も移りゆくと
星の位置と月の形で知る
巡り行くもの巡り廻りて
再び出逢う定めと知る


2014年 11月 29日 掲載

1127
「珈琲」

熱い珈琲に
一粒 ダイヤモンド
長き過去の固まり
マニキュアの指先で
つまんで入れた

もう一粒
ダイヤモンド
思い込みの違い
かき混ぜれば
未来記憶の液体になる


2014年 11月 27日 掲載

1120

「 流星 」



地球は
淋しがりやの星だから
月と一緒に揺られます。

人達は
切なく生きる動物だから
愛する心をもらいました。

晩秋の星座は
遠くの誰かに逢いたくて
夜の空を飛びました。


2014年 11月 20日 掲載

1

[あきらめ]

泣きながら産まれ
なきながら往く

揺らぐ日々が多くとも
そういうものだと諦めてみる

むしろ楽に
生きられるのかも知れない


2014年 11月 15日 掲載