be・tween

  武道をたしなんでいた私が、ごく自然に身に付けたものの一つに間合いがあります。
遠からず近からず、相手からの攻撃に対して,先ずは身を護る為の間合い。
次に、攻撃を有効とする為の絶対条件的な間合い。

先の大戦で撃墜王と言われた”坂田三郎?”さんの講演を聞いた際。
「如何に早く、敵の機体を見つけるかで勝負は決まる。
その為に、昼間に星を見る訓練をし、視力が2とか3にする必要があった」・・・と。
レーダーの無い時代、身を守り自分を有利とする為の必要不可欠な間合いだったと思います。

人間関係の中にも、其々の関係の中で使い分けなければならない間合いが存在します。
武道や戦争の様に、相手を攻撃する間合いは、人間関係には絶対にあってはならないのですが、

人を尊敬し、大切にしてあげる為に守らなければならない間合いが在ることを、
常に肝に銘じておかなければならないと思います。

人間関係の中での間合い、簡単な様だがなかなかどうして、
色々な所で色々な人間模様が日本全国、いや世界中で繰り広げられていると思います。
全てが此の間合い。
煎じ詰めると”人間はどのように生きるべきか?”・・・と哲学の領域なんですね。

昨日、何故か ”間合い” を強く認識した一日でした。

記    IKE Apr/08/’11

 

2011年 4月 08日掲載
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