8月19日
今日の誕生花は・・・「ノウゼンカズラ」 花言葉は・・・「華のある人生」
昨夜のことでした。主人が、「お盆休みに徳島へ行ってから、何年になるのだろう」と、言い出しました。
そう・・・塩江に行ってから、私達は同じようなことを考えていたようです。
昨日の花言葉にも、書かせて頂きましたが私の両親の事が気掛かりだったのです。
徳島、高知へ旅行に行った頃は、まだ両親も大病をする前で元気で楽しそうした。
今回、数日間一緒に過ごし、現実を見て主人も寂しくなってしまったと言います。
本当に、私達と両親は 仲良しであちらこちらと主人の運転で旅行に出かけ、温泉旅館が楽しみでした。
主人と父は、物静かな所や 穏やかな性格もそっくりで、本当の親子のようです。
ホテルで温泉に行く時も 必ず一緒に行って、一緒に帰ってきました。
ところが・・・ここ数年前から、旅行に誘っても行くとは言わなくなりましたし、
30年も、毎月のように行っている塩江のホテルの部屋さえ 迷うようになった父です。
「もう、以前のようにお父さんから行きたいと思わないのなら・・・
無理に誘っても、楽しめないのかも知れないと思う・・・。」
そう、話しながら主人が、目頭を押さえました。
好きなお酒も、医者に言われたそうで止めたらしい・・・
今日くらい、一緒に呑もうって言うと 日本酒を頼んで少しづつ呑んで昔話。
誰にも優しく、細やかな父だったのに最近は母に辛くあたるようにもなりました。
でも母が、お父さんの症状が進んでも家で看てあげないと・・・って、言った意味が良くわかる。
忘れる事が、自分自身にも分かるのが寂しくて苦しくてどうしようもないのでしょうね(涙)
人は、誰しも自分自身も・・・老いるものだと解っていても、悲しい定めですね。
何をしてあげたら今、父は幸せを感じてくれるのでしょう。