七十二候・・・・・2011・11・04


七十二候



繊細な風景に
抱かれながら

その微々たる移りを
風の彩りと
花の音色で知る

四季色の鉛筆で線を引き
二十四節季色の水で溶かし
七十二候色の顔料を挿す

人の心も移りゆくと
星の位置と
月の形で知る

めぐり行くもの
巡り廻りて
また出逢う定めと知る

2011年 11月 04日掲載
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