古き雛

 
「 古き雛 」

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今日で弥生3月も終わります。
この街に嫁いで来た時、私と一緒に
初節句から飾ってもらった私のお雛様も
共にお嫁入りしました。

無くしてしまった扇や、髪飾り・・・
それらにも、ひとつひとつの思い出があります。
両親の祈りの中で飾られ、
ひと春毎の成長を 見守って来てくれたのでしょうね。

そのお雛様も私も、ずいぶん歳を重ねました。
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2012年 3月 31日掲載
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