立螺の響けば・・・2015・7・31
「立螺の響けば」
明日など
必ずや来ると
気にも止めずに
生きている放漫さ
地球など
飽きもせずに
周る星だと
信じている傲慢さ
りゅうらの音色が
夜に響けば
満月は満ち満ちて
星の欠片は光となる
りゅうらの響きは
人の心に寄せて
うつろな命を
呼び覚ます
(立螺とは、ほら貝を立てる・吹く意味。)
2015年 7月 31日掲載
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