2020-06-28 笠寺観音(PCC認定:愛知写心倶楽部6月例会)

前日からの雨もあがり、絶好の天気に恵まれ、県内各所ら
沢山な会員さんに集まって頂きました。

笠寺観音には珍しい墓や碑が建てられており、歴史との深い所縁を感じます。

・宮本武蔵の墓・・・尾張徳川藩に指南役として仕官を目指し、笠寺観音傍の東光院に数年住んでおりました。
          御前試合では、武蔵の気合だけで勝ったと伝えられています。
          召し抱え時の石高で折り合いがつかなかったとも伝えられています。
          仕官は果たせなかったものの、この地にて剣術を伝えたことで多くの門弟ができ、
          墓は弟子が建てたと伝えられています。
・人質交換の碑・・・織田信広(信長の兄)と竹千代(後の徳川家康)の二人がそれぞれ人質の身であり、
          「笠寺」の地にて人質の交換があったことから碑が建てられたそうです。
・松尾芭蕉の碑・・・松尾芭蕉は名古屋テレビ塔の北側に住んでいた時期がありました。
          このことから鳴海やこの「笠寺」には頻繁に訪れたことが縁で二つの碑が建てられています。
・特攻隊員の残したもの
       ・・・笠寺観音の手水舎の内部の柱には、特攻隊員が出撃する前に参拝された証しとして、千社札があります。
          この地の詳しい方が教えていただきましたが、7枚が現存していました。
          どの様な思いで張られたのか、心を察すると余りあります・・・。

平成28年から本堂の修復が行われており、美しい内部の撮影は叶わず、外回りだけとなりました。、
皆さん古い歴史を求めてカメラで探していました。

2020年 7月 01日掲載
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