画像詩作品
無限大の宇宙の中で
ちいさなちいさな 地球という一粒の星。
無限大の原子の中で
ちいさなちいさな 命あるものの誕生。
無限大の出逢いを繰り返す中で
ひとつの時が・・・私で
ひとつの命が・・・貴方で
ひとつの場所が・・・丸い地球だったのでしょうね。
無限大の思いの中で、それぞれが それぞれに
かけがえのない 重みを感じているのだと思います。
春夏秋冬・・・日本の風景もそうですが
季語をはじめ日本の言葉は
繊細でかつ、優美で心に沁みます。
この「愛でる」という表現が私は大好きです。
美しいものを見て、いとおしい と想う こと・・・
とても深い心だと感じるのです。
心を染めるような沢山のモノに出逢いながら
生きていたいと思います。
「宿題」
今日も、お会いさせて頂いた方から
それぞれの人生模様を、お聞きいたしました。
どなたも幸せそうに見受けられても・・・
それぞれに何か、人としての荷物を背負って
生きているのですね。
だから・・・
みんな今世を、人で生きるのでしょうか?
日々 生きている中で
誰かとの出逢いで 心を学ぶこと・・・
移る季節の一色で 何かを知ること・・・
ひとつの出合いが
自分の人生を変えることもあります。
それらの出合いが
幸せなものであると確信して・・・
学ぶ人生で ありたいと思います。
この写真は・・・大理石の球体の背景に繰り広げられる
夜明けの光と雲を 、一年余り毎日撮影し続けた
IKE作品集より今回のユーホールの展示会におきまして、
画像詩として使用した 写真の中の1枚です。
神秘的な8枚の写真は沢山の方々に立ち止まって頂き、
また 沢山の質問と 沢山のメッセージを頂きました。
今後とも 心癒やされる写真と 穏かな詩のコラボで
頑張ってまいります。
感謝
若い頃には、自分自身が老いていくことを
じっくりと考えることなどはありませんでした。
また、父や母が老いてしまうと いうことも、
解っていながら 実感がありませんでした。
しかし・・・最近 自分自身が老いる事との葛藤や
小さくなった両親の寂しそうな後ろ姿に・・・
受け止めなければならない、いくつかのことを感じています。
IKEさんの お母様が天国に旅立たれました。
祭壇の御写真、とても お優しそうで・・・
穏かに微笑んでおられました。
心より ご冥福をお祈りさせて頂きます。
9月28日
御守りを持つこと・・・お札を頂くこと・・・
それらは、自分自身を守ってくださるのだと言う気持ちが、
ひとつの効果でもあると思います。
守ってくれるものは、御守りだけでなく家族や誰かとの繋がりであったり・・・
心の中が穏かになったり、しゃんと意識できて頑張ろうとか思えるもの!
それらも御守りなのかも知れませんね。
「まほろば」
”まほろば”という言葉は、住みやすい場所とか
素晴らしい所と、いう意味を持つ古語です。
この 美しい日本の国に生きる人々を称えた言葉のようです。
穏かな場所を探し求めて彷徨う心ですが
どれだけ探してみようが、最終的に辿り着く場所・・・
それは、
自分自身の中にしか存在しないのかもしれません。
自分自身の心の持ち方なのかも知れません。
溶けそうな太陽が 照り付ける中で
今、心から幸せな人もいるだろうし・・・
辛さに涙を流している人もいるだろう・・・
あまりに 小さな心だから
泣いたり、悔やんだりしなければいけないのかと
自問している頃がありました。
でもね・・・
ふと見上げたら あの太陽さえも、同じだったのです。
子供の頃、母はよく 夜空の星物語を話してくれました。
流星群が見える夜には、私達は寝て待って・・・、
夜半過ぎの見れそうな時間になると起こしてもらいました。
星空・月・金木犀・・・
なぜか私には、母との思い出に繋がります。
この詩は、詩集「みどりうさぎの子守詩」にも
入っている大好きな詩です。
本の中には、私の手書きでもこの詩を書かせて
頂きました。
画像詩になると、やはり懐かしいイメージが素直に
現せるようですね♪
人は苦しい時、思わず胸の前で両手をあわせます。
その合わせた両手の指を、静かに開くと・・・
ほら、自分だけの心の花が咲くでしょう。
そう・・・
この花は、あなただけの為に咲く 生命の花 だと思います。
「月色の花」
名前も知らない ツル草の
濃く深い みどり色は、
自らの力で
天空からの光や
命の源を染み込ませて
生きているように思うのです。
きっと いつの日か・・・、
星のように輝く
月色の花を咲かすのでしょう。
この人生もきっと
同じなのかもしれませんね。
負けず嫌いで、ふたつの耳をピンと立たせて、
小さな音にも驚くのに冷静ぶって・・・
いつも不安で身を寄せ合って・・・
ひとりぼっちだと寂し過ぎるのに、
たくさんの中では苦しくなって・・・
本当に、なんて わがまま なのでしょう。
まるで自分と そっくりのように思えます。
赤い目をして・・・
泣き虫うさぎ・・・
この、穏かに微笑む お地蔵様の写真を見た時、
ただ、ただ ・・・「ありがとう」の言葉だけが
繰り返し浮かんできました。
そよぐ風に、花に、木々に、太陽に、星たちにも、
そして・・・
私達の画像詩を大好きと おっしゃってくださる方々と、
いつも、応援してくださる方々に「心からありがとう」です。
そして・・・
HPをご覧頂いている皆さんに「ありがとう。」です。
眼には見えない声も、心も、この身体を作っている
60兆個の細胞も・・・
すべては、それぞれの波動を持って 揺らぎ続けていると
思っています。
言葉や祈りの心は、いつか形になると信じています。
だから・・・
なんども、なんどでも 「しあわせ!」 「しあわせ!」 って
繰り返してみるのです。